突然ですがみなさん、「ウーバーイーツ」という言葉聞いたことありませんか?
また、最近、緑の箱のようなものを背負って自転車やバイクに乗っている人を見たことはありませんか?
あるある!という方が多いと思います。それが、今回ご紹介する“フードデリバリーサービス”、つまり出前の代表格であるウーバーイーツの配達員の方です。
自宅にお伺いしているシニアの方からよく、「Uberってなに?」「あの人たちはなにをしているの?」など聞かれることが多いです。
本当に便利なので、「コロナ禍なので外出を控えたい」と思っていらっしゃるシニアの方や「外食にいけてないけどあのお店の料理食べたいな…」という方にぜひご活用いただきたいです。
「私も使ってみたい!」と思ってもらえるように、仕組みや特徴などをわかりやすくお伝えしようと思います。
フードデリバリーサービスとは?
出前といえば、ポストに入ったチラシなどを見て、お寿司・ピザ・丼ものなどを電話で注文して料理を家まで届けてもらうサービスですよね。
このサービスはみなさま一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
この出前の注文の仕方が、「電話をかける」のではなく「スマートフォンでタップ」になったのが、今流行りのフードデリバリーサービスです。
ですので難しく考えず、「出前」の最新版、言うなれば出前の令和版がウーバーイーツなどのフードデリバリーサービスだと思っていただければ少し壁を取り払いやすくなると思います。
出前と何が違う?
ウーバーイーツを始めとするフードデリバリーサービスは、コロナ禍で最も伸びたサービスと言っても過言ではないくらい急成長を遂げた業種です。
難しいことではありませんが最新版の「出前」を楽しんでいただくために、古き良き時代からの「出前」と異なる部分があると理解した上での利用をお勧めします。
出前とは方法や仕組みが違う点を大きく分けて3つご紹介します。
違い① 配達員
どういうことかと詳しく説明すると、”出前”の場合は、直接電話で注文を受けた飲食店の店員さんが、商品が出来上がり次第、店舗の自転車やバイクに乗って、お店からお客さまの自宅まで運ぶという流れになっています。
例えばピザやお寿司の出前を想像してもらうと分かりやすいと思いますが、出前の場合、配達員はお店のサービスの一貫として宅配してくれているので、チラシに乗っている商品に配達料金は含まれており、頼んだお客さんは、配達料金を商品と別途で支払う必要はありません。
一方で、最近のフードデリバリーサービスは、配達専門の一般人が配達してくれます。
具体的に配達員は、スマートフォンを通して受け取った情報を元に、まず、自転車やバイクで飲食店まで行き「こんにちは!**さん注文の商品を受け取りに来ました!」とお店から商品を受け取ります。そして、注文者であるお客さまのご自宅まで、自転車やバイクでお届けします。そのため、商品代金に加えて、約300円程度の配達費が発生し、お客さんは配達してくれる方に追加でお支払いすることになります。
これは余談ですが、この配達員、もちろん専業で配達員として働いている方もいます。ですがそれ以外にも隙間時間に副業として働いている方、また、ダイエット目的に夜間の三時間だけやっているという方も少なくありません。働き方の多様化により時間を有効に使う手段としても配達できるのが魅力のようです。
違い② お店選び
これが、フードデリバリーサービスのすごいところで人気の理由です。
今までは、ピザを食べたいと思ったら郵便受けに入っていたピザ屋さん専用チラシのメニュー表の中から選んで頼み、お寿司が食べたくなったら、チラシのあるお寿司屋さんに電話をして注文していたと思います。
しかし、フードデリバリーサービスでは、様々なジャンルの飲食店が一気にスマートフォン上で見ることができます。そのため、その日の気分や体調に合わせて、好きなメニューやお店を選ぶことができ、出前では定番のピザやお寿司だけでなく、カレーやスイーツなども選ぶことができます。
登録されているお店の数はなんと日本で30万件だそうです。
新型コロナウイルス拡大による外出自粛によって、打撃を受けた飲食店の中には、お客さんがお店に来ることが難しいならお届けしよう!ということでフードデリバリーサービスに加入したところも多いようです。お店の扉などにシールを貼ってアピールしているところもあり、「デリバリーやってます!」というのが当たり前のような時代になりました。
違い③ 支払い方法
これまでの出前では、配達してくれた人に届けてくれた玄関口で直接現金などをお支払いしていたと思います。フードデリバリーサービスの場合は、ほとんどの場合クレジットーカードや〇〇Payなどキャッシュレスを導入していて、現金での支払いができない場合が多いです。
ですので便利に利用するために事前にサービスサイト上にクレジットカードを登録しておく、初期設定をする必要があります。
クレジットカードの扱いは少し注意が必要ですので詳しい方と一緒に登録することをお勧めします。
実際に使ってみましょう
ここからは便利で楽しい!と思っていただけるよう、フードデリバリーサービスの代表格である”ウーバーイーツ”の使い方について詳しくみていきます。
ぜひみなさんも一緒に操作しながら体感していただければと思います。
以前お伝えしたインターネットショッピングと同じような手順ですのでインターネットショッピングの詳しいやり方は下記をご覧ください。
ウーバーイーツの使い方① お店選び
初めに選ぶのは食べたい料理、お店です。
サービスのページを開くと下の方にある左から2番目、「検索」をタップします。さらに上の方に出てくる虫眼鏡マークをタップし、食べたい料理やお店の名前を入れて検索します。
検索ボタンをタップすると、初めに設定した住所から近く、検索ワードが入っているお店がいくつか並んで出てきましたでしょうか?
それぞれのお店で画像の下にある数字は「配達目安時間」「人気を表す星マーク」「配送手数料」となっているのでこれらも参考にしながら自分の食べてみたいお店を選び、画像をタップします。
ウーバーイーツの使い方② メニュー選び・注文確定
お店によってメニュー数は異なりますが、お店を選択したあと、少し下の方に動かしてみるとメニューの名前と値段、説明が書いてあります。この一つ一つがボタンになっているので食べたい料理、飲み物を探してタップします。
すると画面が切り替わり、商品によってはトッピングをすることができたり、追記をすることができます。そこで確認をしたら画面下にある「カートに追加」をタップしてメニューを選んでいきましょう。
メニューを選び終わったら、「カートを見る」というボタンが下に出てきますので、そこをタップします。自分で選んだ商品が入っていることを確認して「お会計に進む」ボタンをタップします。
追加で何か注文しませんか?という「こちらでご注文を完了してください」という画面が出てきますが、焦らずに画面下側、「注文しない」ボタンをタップします。
すると最終確認画面が出てきます。住所が間違っていないか、配達時間は受け取れる時間か、メニューが間違っていないか、金額はあっているかを確認し、画面下側にある緑のボタン「注文を確定」をタップします。
これで出前と同じように待つだけで商品を自宅まで配達してくれます。
ウーバーイーツの使い方③ 配達
先ほどの注文を受けてお店の人が作り始め、配達してくれる人が決まると、サービスの中の画面が地図に変わります。その地図上で、今配達してくれる方がどのあたりにいるのかがわかる仕組みになっています。
配達員のスマートフォンは位置追跡機能をオンにしているので地図上にある自転車マークが動いて配達に向かっていることが目で見て確認できます。また、配達員の顔写真も出てくるのでどんな人が来るかということを事前に知ることができる安心感もあります。
さらに配達員が道に迷っている場合や配達先を変更したい場合は配達員に直接連絡を取ることができます。配達員にこちらの電話番号はわからない仕組みになっているのでこの機能も安心して利用することができます。
無事ご自宅に届いたらフードデリバリー完了です!
まとめ
初期設定をするだけでスマートフォンだけで自宅まで届けてくれるフードデリバリーの魅力をお伝えできていたら嬉しいです。
人との接触が気になりあまり外出をされたくない方はクレジットカード決済、玄関前への置き配などにより極力接触を避けることができます。外食したいけれどなかなか行けない方は色々なお店から頼んだものをお皿によそうだけでプチパーティーを演出できます。また、3食作るのが大変、健康的な食事をとりたい!という方もランチだけ注文、サラダや薬膳料理を注文ということもできます。
さらに、高齢のお父様お母様への贈り物もオススメです。都心近くには限られてしまいますが住所を指定するとどこでにも届けられるのでいつもと違った食事をプレゼントするのもいいかもしれません。
このように様々な用途で使えるフードデリバリーサービス、ぜひ一度利用してみてください!