「インターネットで検索をしていたら調べてもいないのにダイエットの動画が出てきた！」なんてことはありませんか？
これはみなさん気にされているのではないでしょうか。特に、インターネットのページが切り替わったタイミングで突然出てくる広告に驚かれた方が多いと思います。慌てて画面をタップしてしまうと、更にページが切り替わってより詳細なページに飛ばされてしまい余計にパニックになってしまったなんてことも。
「変な画面に行ってしまった！どうしたらいいの？」とお客さまから電話を頂くことが結構あります。

スマートフォンに慣れ親しんでいる私たちもどきどきしてしまうこともあります。
しかし、安心してください。もし広告をタップしてしまっても、簡単に商品を購入してしまうということはありません。
具体的には、クレジットカードの情報やお届け先の住所などを入れないと商品は買えませんので安心してください。ですので、広告が出ても慌てず、その画面を落ち着いて消去しよう！と思ってください。

その、広告消去の仕方は主に二つ。このやり方を覚えて頂ければ怖がることはありません。
一つ目が、広告画面の四隅のどこかにある「×」印を探してタップする。
二つ目が、左矢印や左◀︎の「戻る」をタップして、一つ前の画面に戻ることです。

ぜひ落ち着いて対処してみてください。

2つ目は「調べ物をしていたら、寄付をしてください！と大きく出てきて怖い！」という不安です。
これは、wikipedia（ウィキペディア）というサイトページで生じることなのですが、正直私たちもちょっとびっくりすることがあるので、ネット検索初心者の方は一層怖いと思います。

wikipediaとは、インターネット上の百科事典とうたっているもので、人の名前や地名、難しい言葉などが分からない場合にインターネット検索をした際に、比較的上の方に表示されることが多く、本当に様々な情報がまとまっています。
例えば、「渡辺謙」とGoogleで調べると一番上にwikipediaのページが出て来ます。ここには、渡辺謙の年齢や経歴はもちろん、最新の出演作品など、とても詳細なことがわかります。

このwikipediaの特徴は、企業ではなくNPOが運営しているということです。辞典としての独立性にこだわっているため、ページ上に広告を掲載せず収益化せずに運営しています。
そのかわりに、wikipediaのサイト内に「NPO存続のために寄付をしてください。」という依頼文章が表示されることがあります。この表示がとても丁寧で訴えかけるような言い回しで、画面一面に大きく表示されるため、とても驚いてしまうのです。
寄付をしないとページが読めないわけではないので、安心して、下の方に進んでいって大丈夫です。もしくは先ほどお伝えしたように「×」印がありますので落ち着いて探して頂ければ問題ないです。

これは、ネット検索に限らず、スマートフォンを使う中でみなさんが気にされていることだと思います。
特に、過去に調べたニュースの類似ニュースが検索の上に上がってきていたり、購入検討をした商品の広告が突然出てくるなど、「なんで私の好みわかるの？」「どこまで情報取られているの？」と不安になることもあると思います。そうすると、もしかして個人情報まで取られているのではないか？と心配になる方も多いと思います。

これはすごく難しい問題なのですが、ネット検索などでホームページなどの画面に訪問した際に、そのサイトを作った人は、”アクセスログ”と言うものが取得できるんです。この、”アクセスログ”には、訪問者が訪れた日時や使用している端末（iPhoneかAndroidかなど）や地域などある程度のことは情報としてわかるようになっているのですが、例えば、名前や生年月日メールアドレスなど、個人を特定できる情報を含むものではありません。そのため、ネット検索の際には、そこまで怖がらずに利用いただいていいと思います。

ただ、個人情報が取られないと言っても調べたことを知られたくない、なんとなく嫌だな。という方もいると思います。そんなときのために、プライベートモード、もしくはシークレットモードという機能があります。Androidに入っているGoogle検索にもiPhoneに入っているサファリにもあり、この機能を使えば、履歴やアクセスログが残ることなく、検索することができますので安心して検索ができます。

これは、自分が調べたいものを「画像」から探す機能のことをいいます。

視覚情報というのは文字情報より具体的で鮮明ですよね。例えば、好きな絵画のイメージは鮮明にあるけれど絵の名前が思い出せない場合。「青い　絵　有名」と検索して、結果が一覧表示されたけど文字で説明されてもどれか分からない時は、画像検索すれば「そうそうピカソのこの絵この絵！」と求めていた答えを簡単に見つけることができるんです。

他にも使い方として、旅行で綺麗な海が見えるところにいきたいけどどこがいいかわからない。と思ったとき、「旅行　海　綺麗」で検索して、画像ボタンをポンと押してみます。すると色んな綺麗な海の写真が出てきます。
その中で自分のイメージにぴったりの景色を探し出して、その画像をクリックすると、今度はその画像が使われているページに移動してこの景色は「〇〇県にある●●海岸ですよ」と教えてくれます。じゃあ次の旅行先は〇〇県にしよう！ということで旅行の計画が立てたりも出来るますよ。

やり方は簡単で、まず検索したい文字を入力して検索ボタンを押します。すると検索結果の一覧が表示されます。
そのページの上側に「ウェブ　画像　動画」とか「すべて　画像　ショッピング」とか表示されている帯状の文字列があると思います。その中の「画像」をポンと押してください。
するとページが切り替わって画像が羅列されているページが表示されます。その中から自分の探しているものに一番近い画像をポンと押してみます。するとその画像が使われているページが表示されますので、そこから情報を取得することができますよ。

「ブックマーク」とは、よく見るページやあとで読み返す予定のページがあるときに便利な機能で、2回目以降に調べたいときに、再度検索したり、URLを入力したりすることなく、すぐにページを開けるという機能で、本などに付箋をつけるようなイメージです。
例えば、株価のわかる証券会社のページや、定期的に通っている習い事の予約ページ、また、好きな美術館のホームページなど、頻繁に見るページをブックマークすると便利ですね。

ブックマークの仕方は、機種によって異なるので詳細は近くにいる方にきくのが一番ではありますが、
ブックマークをしたいページの下にある、四角から矢印が出たマークから、ブックマークを選んだり、右上の三つのポチが縦に並んだメニューマークより「ブックマーク」をタップすると「ブックマーク」というボタンがあるかと思います。
もしくは検索をするところにリボンのようなマークがあればそこを押すだけでブックマークに追加することができます。

開き方も様々ありますがリボンのマークや本のマークが目印になっているので、ぜひ探してみてください。