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SNSに挑戦してみましょう!

「SNS」という言葉は聞いたことあるけど、「若者向けというイメージがある」「自分には関係がないこと!」と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、SNSが普及し始めた2000年代前半と異なり、今はSNSと一言に言っても様々なサービスがあります。

たとえば、同世代の方だけしか入れないSNSや、現実社会と同じく本名でやり取りが出来るSNSもありますし、たくさんご紹介してきたLINEなども広い意味ではSNSサービスに含まれます。

SNSはいまや若者だけが使っているサービスではありませんので今までSNSを避けていた方でも安心して始めて頂けるように紹介していきます。

SNSってそもそも何…?

世の中にたくさんの横文字の言葉が溢れていますがその中でも「SNS」はとても有名な言葉の一つだと思います。
SNSとは、「Social Networking Service 」の略語です。
英語の通り、インターネット上で「ソーシャルな(社会的な)ネットワーク(繋がり)をサービス(提供)するもの」という意味になります。

SNSを利用することで、いろんな情報を集めたり、今まで知らなかった人と、まるでおしゃべりをするように交流することができたりと、便利なことや楽しいことが増えますので新型コロナウイルスの流行によって減ってしまった現実世界での繋がりや交流を補う新しい手段と思っていただきたいです。

「Twitter(ツイッター)」や「Instagram(インスタグラム)」というSNSはテレビCMやニュースで見たことがある方も多いかもしれません。広義で捉えると今までお伝えしてきたLINEもSNSの一種です!
それだけではなく昨今はさまざまなSNSが続々と登場しています。

「同年代の気の合う友達が欲しい」「定年後の趣味を見つけたい」「新しい交流場所を作りたい」といった事を叶えることも出来る可能性がありますので、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。

SNSのメリット・デメリット

SNSがどのようなものか大まかに把握していただきましたが、新しいことを始める時にはメリットとデメリットがつきものです。
次にSNSのメリット・デメリットについてそれぞれ3つづつ紹介いたします。
デメリットというよりもSNSを楽しむための注意点という方がいいかもいれません。

しっかりとこちらを理解していただいた上でSNSを存分に楽しんでいただきたいです。

メリット①交流関係が広がる

一番大きなメリットとも言える交流関係の広がり。
先ほども少しお伝えしたように、今のSNSは、目的に合わせて様々な種類のものがあるので、ご自分にあったものを選ぶことが出来ます。

同世代で同じ趣味の人が集まるコミュニティなどでは共通の話題で盛り上がれますし、SNSによってはインターネット上(オンライン)だけでなく実際に出会って交流できる会を設定したり、イベントを開催しているものもあります。

いつもインターネット上でおしゃべりしている人と実際に会って食事をしながら話したり、趣味を楽しんだりするのは今までの交友間関係とはまた別の楽しさがあると思います。

メリット②自分の趣味や個性を発信できる

メリットの2つ目は自分の趣味や個性を発信でき、数値で見てもらえた数を実感できるということです。

SNSを利用することで、他の人の発信する情報を受け取るだけでなく、自分自身のことをたくさんの人に発信することができます。

たとえば、趣味でつくった作品を発表することで、メッセージで褒めてもらえたり、感想をもらえたりと反応や評価をもらえることがあります。

一人で製作しているだけでももちろん楽しいですが、今まで知り合えなかった方から反応がもらえるのは違った嬉しさや張り合いがありますよね。

また、SNSならではの特徴として、「いいね」や「リツイート」など数値で評価が見えるというのも大きなポイントです。

「いいね」は、相手の投稿内容に感銘を受けたときに押すボタン。
「リツイート」は、相手の投稿内容に共感したとき、自分のフォロワー(繋がっている方、お友達)に対してその情報を拡散できる機能です。

まれに、このリツイート機能によってある発信情報が爆発的に拡散されていくこともあります。
自分の発信した情報が何百、何千、ときには何万もの人に見てもらえるのもSNSの醍醐味と言えるのではないでしょうか。

メリット③認知症などの予防が期待できる

3つ目はどういうことかと言いますと、SNSを利用して人と繋がることで認知症などの予防が期待できるというものです。
「高齢者が2か月の間SNSに取り組んだところ、認知機能が25%改善した」という研究結果がアメリカで発表されているそう!

歳を重ねていくにつれて、家族と仕事のほかに人と交流することも徐々に減ってきてしまいます。
研究では、コミュニケーションをとる相手が少なくなることで孤独感が増し、高齢となったときに認知症がすすむ場合がある、と考えられています。

SNSは孤独感を少なくさせることのできるひとつの方法であると期待されており、日本でも、東京都練馬区で、2012年から後ほどご説明する「Facebook」というSNSを使って認知症予防プログラムを開始しています。

もちろんまだお元気で認知症なんて全然気にしたことがないよ、という方が多いと思いますが、今からSNS上の友人、知人を増やしておくことが大切です。
それが先々の予防に繋がることになりますので、始めるなら早い方がいいと思います。

注意点①人間関係のトラブルに注意

注意点の1つ目は人間関係のトラブルです。

SNSではインターネット上でのやり取りのため、相手の顔は見えませんが
、会話している相手も自分と同じ普通の「人」です。

文字だけの会話では、ふだん顔を合わせて話すよりも丁寧にコミュニケーションをとることを心がけましょう。

軽い気持ちで言ったことで相手を傷つけてしまったことでそのSNSが使えなくなる(アカウント停止される)こともあります。
逆に、こちらの問題だけでなく、思いがけず相手から誹謗・中傷を受ける可能性もあるということも理解しておきましょう。

注意点②個人情報が流出する可能性がある

注意点の2つ目は個人情報です。

これが怖く、SNSを避けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

例えば知人とのやり取りの際には油断しがちですが、コメントを返信すると全世界に公開されてしまうこともあります。
うっかり電話番号や待ち合わせ日時、場所などを入れてしまうと思いもよらず情報を公開してしまうことになるので他の人には見られないダイレクトメッセージを利用するなどしましょう。

インターネットやSNSをきちんと知らないままに使っていると、自分や知人の個人情報を知らずに公開してしまっていることがあります。
これが原因で犯罪に巻き込まれることもあるため、利用する際はある程度の知識や慎重さがもとめられます。

注意点③ストレスの原因になることがある

3つ目はSNS疲れと呼ばれるストレスの原因になることがあるということです。

SNSを使い始めて楽しめるようになり、現実を放置してSNSにのめりこんでしまう方もたまにいらっしゃいます。

そうすると、先ほど触れた「いいね」や「リツイート」などの評価が気になり、「いいね」をたくさん獲得するためにお金をたくさんかけてしまったり、体を壊すような無理をしたりするようになることもあるようです。

ストレスにならない程度に、適度な楽しみとして利用できるといいですね。

MIHARUがおすすめするSNS 3選!

それではいよいよ具体的にどのようなSNSがいいのかご紹介していきます。
それぞれのSNSの特徴を理解していていただき、ご自身に合ったものに挑戦してみてください。

Facebook(フェイスブック)

まずおすすめするのは「Facebook(フェイスブック)」です。
言わずと知れた世界最大のSNSで、ユーザー数は実に28億人と世界人口の35%に当たる人が利用していて、日本でも2600万人の方が利用しています。

実名での登録が原則であり匿名性が低いこと、そして、動画・写真・長めの文章など、様々な投稿の形が利用できる点が特徴で、企業も多く登録しています。
ですのでSNSのなかでも公式感が強く、仕事関係の相手とのコミュニケーションのために利用しているという方も多く存在します。

ビジネスの相手や同窓生、旧来の知人など、現実でも繋がりの深い相手と交流できる可能性が高いですし、反対に自分の現況を書き込んでおくことで、お友達に知ってもらうことができます。

Facebookには、LINEのように無料通話ができるMessengerという機能もあり、留守番電話も使えるため、災害時など、電話やメールがつながりにくい状況でも連絡を取れる手段としても便利に使えます。

らくらくコミュニティ

2つ目は「らくらくコミュニティ」です。
こちらは、富士通の子会社である富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社が運営する交流コミュニティです。
50代以上のユーザーが多く集まっており、国内に会員が218万人いる、とても大きなSNSです。

富士通は「らくらくフォン」というシニア向けのスマートフォンを発売している会社ですので、この「らくらくコミュニティ」もシニアの方が利用しやすいように設計されています。

ボタンも大きいので分かりやすく、写真なども大きく表示されるので投稿されている写真を見ているだけでも楽しめるように工夫されています。

インターネット上には、「掲示板」と呼ばれる、多くの人でやりとりをすることができるページがあるのですが、この「らくらくコミュニティ」には、旅行、ペット、健康など、30種類以上のカテゴリの掲示板があります。

自分に合った話題の掲示板を利用して、同じものに興味がある人と楽しく話したり、ご自分の趣味や楽しかったことなどをたくさんの人に見てもらって反応をもらえる体験をしてみましょう。

SNSと聞くと、「犯罪に使われてしまった」といった良くないニュースを想像してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

らくらくコミュニティでは、すべての投稿を専門スタッフが24時間投稿監視していますので、うっかり自分や他人の個人情報を書いてしまった投稿や、悪意のある投稿などは投稿されずに削除されます。

また、悪質なアカウントは、利用停止などの対応がされますので安心です。
利用料、利用登録も無料ですので、まずはこちらのSNSからスタートしてみるといいかもしれません。

趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)

こちらは趣味でつながる(=趣味+meet)、大人世代のためのSNSです。
会員数は35万人と、シニア世代中心のSNSではらくらくコミュニティに次ぐ大きさです。

日記、フォト、趣味のコミュニティ、イベント、特集というカテゴリがあり、気の合う新しい仲間を見つけて交流できます。

最大の特徴は、会員が積極的にコミュニティ(同じ趣味や共通の興味、関心がある仲間を見つけて交流する場)を作って交流していることで、会員が主催するコミュニティは約3万個以上。

ランチ会、カラオケ、ハイキングなどといったイベントが全国規模で日々開催されています。

ページビュー数という数字があり、ひと月にどのくらいの人がそのサイトにアクセスしているかを見る指標があるのですが、らくらくコミュニティが会員数220万人で約3000万PVなのに対して、趣味人倶楽部は会員数が35万人と、らくらくコミュニティの7分の1なのにも関わらず同じ約3000万PVを記録しています。
この数字を見るとどれだけ活発にこのSNSが利用されているかが分かりますよね。

会員主催のコミュニティ数がとても多く種類も豊富なため、自分に合ったものを見つけられる可能性が高く、全国展開で自分の居住地の近くのイベントも見つけやすいのが特徴です。
積極的に外に出ていきたい、ひとつのサークルではなくたくさんの趣味や楽しみをもって交流したい人などにオススメしたいSNSの一つです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
SNSのメリットと注意点を理解いただいた上で、シニアの方におすすめのSNSを3つ紹介しました。
1つ目は世界中の人と交流ができる「Facebook」
2つ目は日本最大級の掲示板が楽しめる「らくらくコミュニティ」
3つ目は交流の場が見つけやすい「趣味人倶楽部」
でした。

SNSと聞くと、「難しそう」「なんだか怖い」などの印象があった方に少しでも楽しさが伝わっていてくれたら嬉しいです。
初めてのことに挑戦するのは少し勇気がいることかもしれませんが周りの方の力も借りながら楽しく豊かな生活の第一歩として挑戦してみていただきたいです。

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